千葉市外壁塗装コラム

外壁塗装の色の選び方!注意するポイントや人気色について解説

家の外壁塗装、約10年もつといわれています。頻繁に塗り替えるものではないため、全体を塗ってしまってからイメージと違う、好みでないということが起こらないように慎重に決める必要があります。今回は、色の選び方、注意すべきポイント、人気の色についてご紹介します。

1.外壁塗装の色の選び方

家の外壁を塗り替える場合、どのように色を決めていけばよいのでしょうか。この色もいいし、あの色もいいと、分厚い色見本を前に困ってしまう方も多いかもしれません。ここでは色の選び方のポイントをご紹介します。

1-1.どんな雰囲気の家にするかイメージをふくらませる

外壁の色を決めるにあたって、最初から色見本のパンフレットを広げてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし最初に決めてもらいたいのは、どんなイメージや雰囲気の家にしたいのかということです。シックでモダンな家なのか、優しいカントリー調の家なのか、シンプルで開放的な家なのか、イメージを決めることが最優先です。膨大な数の色見本を前に、悩んだり、わからなくなってしまったりした場合も、最初に決めたイメージが1つの指針になってくれます。

1-2.写真やカラーシミュレーションなどを使用してイメージを明確にする

どんな雰囲気の家にするかが決まったら、実際に色を選んで行きましょう。理想の雰囲気をもつ家にはどんな色が使われているのか、画像検索などを利用するのも1つの手です。ほかにも家のデザインにあてはめてカラーシミュレーションを行えるアプリやソフトもあります。実際に施行された写真などがあれば、業者の人に相談して見せてもらうとよいでしょう。

1-3.家の一部に試し塗りをしてみる

正式に塗装の契約を行なった場合は、家の一部に試し塗りをお願いできます。1㎡くらいの壁を塗ってみて、光のあたり具合や、ツヤ感、雰囲気などを確認してみましょう。これらは天気に左右されることも多いので、数日かけて確認するのがおすすめです。

2.注意するポイント

ここでは色を選ぶにあたって注意すべきポイントをご紹介します。色の好みだけでなく、その後のお手入れのしやすさや周りとの調和についても考慮する必要があります。

2-1.色見本は大きな面積のものを利用する

色見本を使用して選ぶ際に注意しておきたいのが、面積効果についてです。これは、面積によって見える色の明るさが変わる現象です。より大きい面積の方が明るく、より小さい面積の方が暗く見えます。色見本はとても小さなものばかりなので、実際に家に塗装した時にイメージと違うということになりかねません。ある程度色の希望がしぼれたら、A4サイズの色見本で確認してみるとよいでしょう。

2-2.汚れやすさや色落ちのしやすさを考慮する

外壁塗装は、毎年できるようなものではありませんから、汚れやすさや色落ちのしやすさについても考慮しましょう。一般的には、白や黒は汚れが目立ちやすく、グレーやベージュなどの淡い色は目立ちにくいといわれています。また色落ちのしやすさに関しては、原色に近い鮮明な色ほど色落ちしやすく、落ち着いた彩度の低い色は色落ちしにくくなっています。どの程度お手入れができるかを考慮した上で、カラーを決めましょう。

2-3.屋根やサッシの色、周りの家との調和を考えて決める

外壁の色は家のイメージを大きく左右するものですが、同時に屋根やサッシの色との兼ね合いがとても重要になります。とくにリフォームする場合で、ほかの部分にも手を加える場合は、そのバランスを十分に考えておく必要があります。また周囲の景観や家などとの調和も考えてみましょう。

3.人気の外壁色ベスト5

ここでは実際に人気を集めている外壁色をご紹介します。それぞれの色がもつ雰囲気やイメージ、またメリットやデメリットを総合的に考慮してみましょう。風水が気になる方は、その色のもつ意味を考えながら選ぶのもおすすめです。

3-1.ホワイト系

明るく開放的なイメージのホワイト系は幅広くおすすめできる色です。とはいっても、明度の高い真っ白なクールホワイトよりも、ブロークンホワイトやニュートラルホワイトの方が高い人気を集めています。ナチュラルあたたかい印象を与える効果があります。

3-2.ベージュ系

汚れが目立ちにくい上に、周囲の環境ともなじみやすいことから人気を集めているのがベージュです。ミッドビスケットやモカなどが、ベージュの中でもとくに人気となっています。

3-3.グレー系

グレー系の色も、シンプルで大人っぽい雰囲気であることから高い人気を集めています。個性的な形の家にもすんなり調和し、汚れが目立ちにくいというメリットもあります。

3-4.ブラウン系

ブラウン系の家は、シンプルでありながらあたたかなイメージを演出できます。カントリー調の家や、ウッドデッキ・レンガとの相性も抜群です。

3-5.ブラック系

スタイリッシュな家には、ブラック系がぴったりです。洗練された都会的な雰囲気に仕上がります。ただ、汚れが目立ちやすかったり、室内温度が高くなりやすかったりというデメリットがあります。

4.まとめ

家の印象を大きく左右する外壁の色は、イメージする雰囲気や耐久性、お手入れのしやすさなどさまざまな観点から考えてみることが大切です。また信頼できる外壁塗装業者を選べば、プロならではの観点からアドバイスをもらうこともできます。納得のいく仕上がりになるように、妥協することなく色を選びましょう。

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